日本では水道水が飲めるということが当たり前だけど、海外では違う。
最近は日本でもペットボトルのミネラルウォーターを買って飲む人が増えたけど、海外ではかなり昔から飲料水といえばミネラルウォーターだという習慣があるみたい。
だから、海外で水道水が飲めるかを尋ねるのは常識外れのことだってわけ。
日本人が海外へ行くと、水が原因で腹痛や下痢を起こす人が多い。
これは日本と海外では水道水に関する基準や消毒方法が全く違うから。
だから海外の水道水には日本では考えられないような細菌が潜んでいることがあるみたい。
例えば、日本の水道水を殺菌する薬品は「次亜塩素酸ナトリウム」というものだけど、フランスでは「オゾン」が使われているんだって。
この「次亜塩素酸ナトリウム」を使うことでカルキ臭が発生してしまうけど、何よりも確実な殺菌力と病気を防止するという安全面を優先しているみたい。
でも「オゾン」には「次亜塩素酸ナトリウム」では殺菌できない菌があって、フランスの水道水にはその菌が残っているということになる。
海外にも「次亜塩素酸ナトリウム」を使っている国はあるけど、水に対する使用量が違うから、日本の水道水と同じように安全だとはいえないね。
日本の水道水のように徹底して水質を管理している国はないと思った方がいいみたい。